ネイリスト検定試験 3級実技手順・時間配分
タイムスケジュール
ネイル検定試験3級は午前の部と午後の部があります。
午前の部
9:30 開場
10:05-10:15 出欠確認・事前審査(10分)
10:15-11:25 実技試験(70分)
11:25-12:05 実技審査(40分)
12:05-12:20 筆記試験準備(道具の片付け時間含む)(15分)
12:20-12:50 筆記試験(30分)
12:50 終了
午後の部
13:10 開場
13:45-13:55 出欠確認・事前審査(10分)
13:55-15:05 実技試験(70分)
15:05-15:45 実技審査(40分)
15:45-16:00 筆記試験準備(道具の片付け時間含む)(15分)
16:00-16:30 筆記試験(30分)
16:30 終了
試験申し込みの際に、午前受験、午後受験の時間指定はできません。
実技試験内容
- ネイルケア
- カラーリング
- ネイルアート
手指消毒、ポリッシュオフ、ファイル、ブラシダウン、キューティクルクリーン:両手10本
ベースコート、カラーポリッシュ、トップコート:両手10本
フラットアート:右手中指
実技試験流れ
手指消毒➡ポリッシュオフ➡ファイル➡ブラシダウン➡キューティクルクリーン➡カラーリング➡ネイルアート
①手指消毒
自分、モデルの順番で手の甲、手の平、指の間、指先までを拭く
②ポリッシュオフ
コットンにポリッシュリムーバーを含ませ、事前塗りしたポリッシュをオフ
サイドラインなど細かい所は、コットンを巻き付けたウッドスティックでオフ
ここまで約5分
③ファイル
ラウンドにファイリング
エメリーボードは往復がけしない
キューティクルクリーム(またはキューティクルリムーバー)を塗布しなじませる
フィンガーボールに指先を浸す
④ブラシダウン
フィンガーボウルに浸した指をケア用ブラシでブラシダウンを行い、タオルで水気を拭き取る。
(ブラシダウンを行わないと減点される)
ここまで約20分
⑤キューティクルクリーン
メタルプッシャーで、キューティクルをプッシュアップ
キューティクルニッパーとガーゼでルースキューティクルを除去
ここまで約35分
⑥カラーリング
10本全部プレプライマーを塗布
エッジ→爪表面、ベースコートを塗布
エッジ→爪表面、赤ポリッシュの1度目を塗布
エッジ→爪表面、赤ポリッシュの2度目を塗布
ここまで約55分
⑦ネイルアート
アクリル絵具で右手中指にテーマ(フラワー)アートを施す
エッジ→爪表面、トップコートを塗布
ここまで70分
まとめ
ネイル検定試験3級は合格率が80%以上の試験です。
試験対策をしっかり行っている方は合格できます。
対策を行ったにもかかわらず不合格になった場合は、減点対象事項、失格対象事項を再確認してください。
減点対象事項
- 受験票、写真貼付、筆記用具忘れの場合(筆記用具が壊れている、芯が折れている等で、筆記用具を受付で借りた場合含む)
- 受験票に貼る証明写真がスナップ写真やコピー等の場合
- モデルとして不適切な場合(爪及び爪周りの皮膚に疾患が認められる場合や14歳以下の場合)
- 用具、用材が衛生的に処理されていない場合や、整理整頓されていない場合
- テーブルセッティングに不備があった場合
- 品名ラベルを必ず貼る用具、用材にラベルを貼っていない場合や、アルファベット表記の場合
- 消毒が不適切と認められる場合(手指及び用具消毒)
- 私語の多い場合やマナーが悪い場合(受験生・モデルともに)
- 手指へのダメージ(ファイルなどで赤みを帯びる等)を与えた場合(受験生・モデルともに)
- ゴミを持ち帰らない場合
- イクステンションとリペアを施した爪がナチュラルネイルの色と形に合わせて対応していない場合
- イクステンション(バーチャルを含む)とリペア( グルーオンを含む)を合わせて3本施している場合
- カラーリング、ネイルアートの仕上げにトップコートを塗布していない場合、艶が出ていない場合
- 事前にモデルの爪が明らかに手入れされている場合
- 事前のポリッシュ塗布が手抜きである場合
- イクステンション、リペア以外のナチュラルネイルにウォッシャブルファイルを使用した場合
- ブラシダウンを行わない場合
失格対象事項
- 遅刻(事前審査開始迄にモデルと共に着席していない場合)
- カンニング等の不正行為・禁止行為
- 事前審査や実技試験終了後に作品に手を触れたり、手を加えた場合(受験生・モデルともに)
- 用具、用材を忘れた場合や事前審査開始後に貸し借りを行った場合、試験管の許可を得ず黙って取り出した場合
- 試験官の指示に従わない場合(受験 生・モデルともに)
- 実技試験におけるタイムオーバー
- 手指への出血を伴う損傷を与えた場合(受験 生・モデルともに)
- 使用を禁止している用具、用材などをセッティングした場合
- モデルが試験会場において受験生にアドバイスや手助けを行った場合や午前・午後のモデルが同一の場合
- ウェットステリライザーを用意していない場合
- アート用にステッカー(アートシール)、ドットペン(マーブルツール)を使用した場合
- ネイルアートの図案などを持ち込んだ場合(受験生自身の爪に試験のアートと同一のアートを施している場合を含む)
- 手指間違い
- その他規定違反
- イクステンション(バーチャルを含む)とリペア(グルーオンを含む)を合わせて4本以上施している場合
- 事前にポリッシュをモデルの爪に塗布していない場合
- キューティクルニッパーを10本の爪に使用していない場合やウォーターネイルケアを行っていない場合