サロンワークもジェルネイルが主流となり、資格試験としても近年急速に人気が高まっている、JNAジェルネイル技能検定試験ですが、その難易度も年々が上がっています。
かつてJNAジェルネイル技能検定試験は上級、初級の2段階のみでしたが、現在は上級、中級、初級があります。
ジェルネイル技能検定試験とは
ジェルネイル技能検定試験は、お客様が安心して施術を受けられる健全なジェルネイルの普及を目指す、NPO法人日本ネイリスト協会(JNA)が主催する、プロとして、サロンワークでジェルネイルを施術するために必要な理論と技術の修得を問う検定試験です。
ジェルネイル技能検定試験は上級、中級、初級があります。
検定試験のスケジュールは各級共に6月と12月の年2回実施されます。
この他にジェルネイル技能検定試験をJNA認定校の在校生が自校で受験出来る「自校開催制度」が設けられています。
JNA認定校によっては年間4~6回検定試験を開催するスクールもありますので在校生は資格取得が有利といえます。
中級、初級の試験は「実技試験」と「筆記試験」が1日で行われます。
上級の試験は「実技試験」のみが行われます。
「実技試験」には各自で施術するモデルを用意する必要があります。
二つの級を同時に受験することはできません。
実技試験第1課題免除
実技試験第1課題(ネイルケア)の免除要件
初級:ネイリスト技能検定試験(JNEC主催)の3級以上を取得
中級:ネイリスト技能検定試験(JNEC主催)の2級以上を取得
受験資格と受験料
上級(16,200円):ネイリスト技能検定試験中級取得者のみ。
中級(12,960円):ネイリスト技能検定試験初級取得者のみ。
初級(9,720円):義務教育を修了した方であれば、どなたでも受験できます。
受験手続
受験の申し込みはインターネットのみの受け付けとなります。
[adsense]
筆記試験の出題範囲
初級
- ネイルに関する基礎知識
- ジェルネイルに関する基礎知識
衛生と消毒、爪の構造(皮膚科学)、爪の病気とトラブル(爪の生理解剖学)、ネイルケアの手順など
中級
- ネイルに関する基礎知識
- ジェルネイルに関する基礎知識
衛生と消毒/爪の構造(皮膚科学)/爪の病気とトラブル(爪の生理解剖学)/ネイルケア・ジェルネイルの手順/その他実践的施術全般/プロフェッショナリズム 等
ジェルネイル技能検定試験の筆記試験は公式問題集がありません。
教科書「JNA テクニカルシステム ベーシック」を中心にしっかりとポイントを抑える必要があります。